私は人と話しているとき、思ったことをすぐ口に出してしまうことがあります。話が脱線したり、話題があちこち飛んでしまったり。相手が話している途中なのに、頭の中で別のことを考えていたり。
そして、相手の話が終わるのを待てずに、
「あ、それ!」
と言ってしまうこともありました。もちろん悪気はないのです。
なんでそんなことになってしまうのかというと、今口に出さないと忘れてしまうから。実際、後で話そうと思ってもたいてい忘れてしまうのです。だからつい、言ってしまう。
そして、家に帰ってから会話を思い返しては後悔しています。そんなことが積み重なって、だんだん人と会うのがつらくなってきたのです。
最近になって意識しているのは、「忘れてもいい」と思うことです。
以前は、思いついたことを何とか今話しておきたいと思っていました。でも、たいていは人の話を遮るほどのことではないわけで、忘れてしまったとしても、大した問題ではないのです。
この考え方をするようになってから、人と会うのが以前ほどつらくなくなりました。相手の話に合わせて「うんうん」と聞いている方が、後から後悔することも少なくなりました。
人と会うときは、そのことを心がけるようにしています。

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